産廃許可申請に必要な講習会の受講とは?


「今すぐ、産廃の許可を取りたい」「急ぎで、申請をお願いしたい」というご相談をよく受けます。産業廃棄物収集運搬業の許可を早く取得して、1日でも早く営業したい気持ちはわかります。しかし、どんなに急いでも、「公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター」の講習会を受講していなければ、許可取得どころか、許可を申請することすらできません。

産廃許可を申請するには、取締役もしくは個人事業主の方が、「日本産業廃棄物処理振興センター」の講習会を受講していることが条件になっています。この点については、事業者さまの中にも意外と知らない人が多いようです。そこで、以下のページでは、日本産業廃棄物処理振興センターの講習会について、簡単に記載をさせて頂きます。詳しくはhttp://www.jwnet.or.jp/workshop/のページを確認してみてください。

講習会の受講が必須

繰り返しになりますが、産業廃棄物収集運搬業の許可を申請するには、講習会の受講が必須です。東京都はもちろんのこと、埼玉県、神奈川県、千葉県…どの自治体に産廃許可申請を行うにしても、「講習会修了証の写し」を添付資料として提出しなければなりません。

東京都や埼玉県など、産廃許可申請の予約を行う際には、必ずといってよいほど「講習会の受講は済んでいるか?」ということを聞かれます。その時になって、「講習会?何それ?」とならないように事前に情報収集を怠らないようにしましょう。

講習会の目的

ではなぜ、産廃の許可申請には講習会の受講が必要なのでしょうか?簡単に言うと、「産廃の許可要件として講習会の受講が義務付けられているから」なのですが、なぜ、講習会の受講が義務付けられているのでしょうか?

産業廃棄物の収集運搬は、「がれき」「廃アルカリ」「動植物性残渣」など、私たちの生活環境に大きな影響を及ぼす廃棄物を取り扱いますね。その取扱い方を間違えれば、環境汚染や不法投棄などにつながりかねません。そこで、許可を持っていない事業者の産業廃棄物の収集運搬を禁止しました。そのうえで、産廃の許可要件として講習会の受講を求めることにより、産廃業者の専門知識と技能を高め、環境汚染や不法投棄を防ごうとしているのです。

修了証取得までの流れ

1.講習過程を選びます。

講習会の種類には、「産業廃棄物の収集・運搬過程」「産業廃棄物の処分過程」「特別管理産業廃棄物の収集・運搬過程」など様々な種類があります。自分が受ける講習の種類を間違わないように選択をしましょう。

2.受講日、会場を選びます。

産廃の講習は、いつでもどこでも行っているわけではありません。地域によっては年1回から2回程度しか行われないところもあります。そのチャンスを逃すと、なかなか講習会を受講することができません。また「満席」になってしまうと受講できない場合があります。この点についても事前の情報収集が必要になります。

3.受講料を振込ます。

講習会の受講は、無料ではありませんね。受講料は、「産業廃棄物の収集・運搬過程」で3万円程度、「産業廃棄物の処分過程」では5万円程度かかります。

4.受講申込書を作成・送付します。

氏名・連絡先・会社名などを記載し、顔写真を貼付します。資格試験の受験の申込のようなイメージです。

5.受講決定通知書兼受講票(はがき)を受け取ります。

受講票(はがき)が講習会の1カ月前を目途に届きます。

6.講習会を受講します。

講習会は受講するだけでなく、最終日に修了試験があります。

7.修了証の交付

講習会修了試験に合格した人には、約2週間後には、修了証が送付されます。講習会の受講時にもらえるわけではないので、注意してください。

講習会の内容

新規で産業廃棄物収集運搬業の許可を申請する際に、受けなければならない講習会は「A 産業廃棄物の収集・運搬過程」という種類の講習会です。

この講習会は2日間に渡って行われます。1日目は「行政概論」や「環境概論」が中心です。2日目は「安全衛生管理」や「業務管理」が中心です。2日ともお昼休憩をはさんで朝から夕方まで、びっちりカリキュラムが組まれています。2日目の最後には修了試験があり、その試験に合格しないと産廃許可申請に必要な修了証を取得することができません。

なかなかハードなスケジュールですね。途中で居眠りなどしないように気を付けたいものです。

東京近郊の会場と日時

講習会はどの地域の講習会場で受講しても構いません。東京都にお住まいの方が地方の会場に足を運んでも良いわけですが、なるべく近場で済ませたいですね。しかし、先ほども記載したように、講習会は年に数回しか開催されないため、スケジュールが合わなかったり、すでに満席になっていたりすると、なかなか受講することができず、許可申請が先延ばしになってしまいかねません。

以下は、平成30年度の東京近郊の会場です。参考にしてみてください。詳しいスケジュール・最新の日程は、必ずhttp://www.jwnet.or.jp/workshop/で確認してください。

東京会場

開催場所

ベルサール西新宿 東京都新宿区西新宿4-15-3

開催日

5月・6月・9月・11月・1月・3月

神奈川会場

開催場所

かながわ労働プラザ 神奈川県横浜市中区寿町1-4

開催日

6月・8月・11月

埼玉会場

開催場所

さいたま共済会館 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-5-14

開催日

10月・12月・1月・2月

千葉会場

開催場所

千葉県自治会館 千葉県千葉市中央区中央4-17-8

開催日

7月・11月・3月

とにかく早く講習会の受講を!

如何でしょうか?「少しでも早く産廃許可の申請をしたいのに、講習会の受講のスケジュールから確認しなければならないなんて!」と思いませんでしたか?どんなに早く産廃許可を取得したいと思っても、日本産業廃棄物処理振興センターの講習会を受講しないで、産廃許可申請が通ることは100%ありません。

講習会の受講が済んでいない方は、すこしでも早く「いつ」「どこで」講習会を受講するのかを決めて頂き、申込手続きをしてください。産廃許可申請をするのはそれからですね。

最後に。晴れて講習会の修了証を手にした際には、ぜひ横内行政書士法務事務所にご連絡をください。横内行政書士法務事務所が御社の産廃許可申請の手続きをお手伝いさせていただきます。

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