このページでは、東京都の産業廃棄物収集運搬業の「積替え保管あり」の許可申請を弊所にご依頼頂いた際の「手続きの流れ」と「費用」について、説明させて頂きます(なお、積替え保管施設が、東京都内の場合に限りますので、積替え保管施設の場所が、他県の方は、別途、問い合わせフォームからメールにてご相談下さい)。
積替え保管あり許可申請の「手続きの流れ」
行政書士法人スマートサイドに東京都の積替え保管ありの許可申請をご依頼頂いた際の手続きの流れは、おおむね、以下の通りになります。
1.まずは、問い合わせフォームからご連絡下さい。
電話でのご連絡は、「言い間違い」「聞き間違い」「勘違い」のもとになります。電話に出られない、電話がつながらないといった不都合をなくすために、弊所へのお問い合わせは、下記、お問い合わせフォームからメールにてご連絡下さい。
2.事前相談(有料)
まずは、有料の事前相談を実施させて頂きます。場所は、弊所です。その際に、御社の状況をヒアリングさせていただくとともに、弊所にご依頼頂いた際の詳細な流れについて、ご説明をさせて頂きます。WEBでの打ち合わせにも対応しておりますので、対面ではなく、WEBでの相談をご希望の際は、ぜひ、その旨、お伝えください。
3.保管場所の下見+現地の確認
御社の保管場所を実際に下見させて頂きます。その際には、どの種類の廃棄物をどれくらい保管する予定であるのか?フレコンバックやドラム缶といった保管容器を準備しているのか?施設の周辺の状況について、ヒアリングも実施させて頂きます。
4.都庁への事前相談の同行
都の手引きには「必要に応じて」と記載がありますが、弊所にご依頼頂く際には、都庁への事前相談を必ず実施し、私の他に、御社のご担当者さまにご同行して頂きます。不明点は不安点は、すべてこの事前相談の際に、明確にして、手続きを進めるためです。また、この際に、事前計画書の提出日の予約を入れさせていただきます。
5.正式なご依頼
「4.都庁への事前相談」の結果を受けて、「積替え保管あり」の許可申請の手続きを進めるのか否か?進めるとして、自社で行うのか?それとも、弊所にご依頼頂くのか?について、決定してください。
6.事前計画書の作成・提出
正式なご依頼を頂いた場合のみ、弊所にて「事前計画書の作成」「事前計画書の都庁への提出」を行います。なお、事前計画書の作成については、御社のご担当者さまとメールでやり取りのうえ、共同で作成するというイメージでいてください。また、都庁への提出の際も、御社ご担当者さまに、ご同行をして頂きます。また、この際に、現地審査の実施日を決定して頂きます。
7.現地審査の立ち合い
事前計画書の提出をした後は、都庁の担当者が事前計画書に不備がないか?現地を審査しに来ます。現地審査の場には、弊所も立ち合いをさせて頂きます。
8.本申請
現地調査が無事完了すると、本申請になります。本申請を経て、不備がなければ、晴れて許可証を交付してもらうことができます。
積替え保管あり許可申請の「費用」
行政書士法人スマートサイドに東京都の積替え保管ありの許可申請をご依頼頂いた際の費用は、以下の通りです。
1.相談料
NO | 項目 | 費用(税込) |
---|---|---|
1 | 相談料 | 11,000円 |
- 相談日前日までに、指定の口座にお振込みをお願いいたします。
- 相談は、原則として弊所にて行います。弊所にお越しいただくのが難しい場合は、Zoomでの打ち合わせも可能ですので、事前にお申し出ください。
2.現地確認などの費用
NO | 項目 | 費用(税込) |
---|---|---|
2 | ・積替え保管場所の下見+現地確認
・都庁への事前相談の同行 |
110,000円 |
- 「積替え保管場所の下見+現地確認」の前日までに、指定の口座にお振込みをお願いいたします。
- 万が一、許可を取得できなかった場合でも、ご返金は致しかねます。
- 都庁に事前の相談に行った後、弊所に正式にご依頼頂くか否かをご決断下さい。以降の手続きについて、弊所にご依頼頂いても、自社で処理することになっても、どちら大丈夫です。
3.指定作業場設置届の作成・提出などの費用
NO | 項目 | 費用(税込) |
---|---|---|
3 | ・指定作業場設置届の作成
・区役所または市役所への提出 |
55,000円 |
- 正式にご依頼を頂き次第、請求書を発行いたします。請求書発行後、5営業日以内に指定の口座にお振込みをお願いいたします。
4.事前計画書の作成などの費用
NO | 項目 | 費用(税込) |
---|---|---|
4 | ・事前計画書の作成および提出
・現地審査への立ち合い |
220,000円 |
- 事前計画書の作成および提出、現地審査に立ち会うための費用です。
- 正式にご依頼を頂き次第、請求書を発行いたします。請求書発行後、5営業日以内に指定の口座にお振込みをお願いいたします。
- 万が一、許可を取得できなかった場合には、全額返金をさせて頂きます。
5.許可申請にかかる費用
NO | 項目 | 費用(税込) |
---|---|---|
5 | ・許可申請(本申請) | 110,000円 |
- 別途、許可申請(本申請)の手数料として、新規申請の場合は81,000円、変更許可申請の場合は73,000円の都庁への申請手数料が、必要になります。その他、法定必要書類については、1通につき2,200円をご請求させて頂きます。
- 正式にご依頼を頂き次第、請求書を発行いたします。請求書発行後5営業日以内に指定の口座にお振込みをお願いいたします。
- 万が一、許可を取得できなかった場合には、全額返金をさせて頂きます。
【すべての合計費用(御社負担分)=行政書士報酬+手数料+実費】
項目 | 費用(税込) | |
---|---|---|
合計 | ・御社負担分 | 約600,000円 |
- 弊所にご依頼頂いた際の行政書士報酬、都庁に支払う申請手数料、法定必要書類などの取得費用の全てを合算した御社の負担分は、約600,000円になります。
積替え保管あり許可申請の際の注意点
注意点その1:積替え保管施設について
既存の施設を積替え保管施設として利用する場合の費用です。新たに積替え保管施設を新築するような場合は、事前にお申し出ください。また、東京都内に積替え保管施設を設置する場合の費用です。東京都以外の積替え保管施設の設置には、対応しておりませんのであらかじめ、ご了承ください。
注意点その2:土地・建物所有者の同意について
土地・建物を賃貸している場合、「土地所有者」「建物所有者」から、「産業廃棄物の積替え保管施設」として使用することの同意を得て頂く場合があります。
注意点その3:周辺住民の説明について
敷地が接している周辺住民や近隣事業者への説明が必要な場合があります。弊所では、「御社に代わって説明会を開催」したり、「御社に代わって周辺住民から同意書にサインをお願いする」などの行為は行っておりませんので、あらかじめ、ご理解下さい。