事業計画書の作成ができたとして、事業計画書の提出の際には、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか?
事業計画書の提出の際には、1.事前計画書作成者の同席、2.業務を熟知した人の同席、3.責任者の同席があるとよいと思います。
1.事前計画書作成者の同席
まず、事前計画書の提出の際には、「どのような根拠でこの数字が出てきたのか?」といった廃棄物の保管量について指摘を受けることがあります。事前計画書を作成した人でないと、分からないこともあるので、事前計画書を作成した人の同席があるとよいでしょう。
2.業務を熟知した人の同席
また、事前計画書を作成した人が業務に熟知していればよいのですが、会社に入社して間もない人であったり、事務手続きしか行わない人であると、突っ込んだ質問に答えられません。周辺住民との関係は良好なものであるか?いつからどのような理由で、どの種類の廃棄物を扱うようになったか?などかなり、細かい質問を受けたこともありました。
業務を熟知した人の同席があるとよいと思います。
3.責任者(社長)同席
事前計画書の提出する際には、「ここを修正してください」とか「環境対策のために、こういった対策を取ってください」とか「施設をこのようにした方がよいのではないでしょうか」といった指導・助言を受けることがあります。中には、備品の購入や、施設内配置の再検討など、かなり大がかりな計画変更を余儀なくされるケースもあります。
責任者や社長が同席していると、その場で、修正の方向性が決まって話が早いのですが、「持ち帰ってから検討します」となると、話の細かいニュアンスが伝わらなかったり、間違った内容が伝わったりして、混乱を招くことになりかねません。
事前計画書の提出の際には、責任者(社長)が同席することをお勧めいたします。