「積替え保管あり」の産廃収集運搬の許可を取得するには、事前計画書を提出後、積み替え保管施設の現地調査があります。この現地調査では、「事前計画書に記載された内容」と「実態」が合致しているか?書類の記載に齟齬がないか?の確認を受けます。ちなみに都庁から2名の担当者が訪問に来ます。
1.注意点その1
まず、現地調査の際には、事前計画書提出の段階で、受けた修正・指示を全て総点検し、不備がないようにしておきましょう。例えば、事前計画書提出の段階で「液漏れ防止対策を施しておいてください」「害虫駆除・防臭スプレーを用意しておいてください」と指示を受けたにも関わらず、「現地調査の段階になっても、まだ、用意が整っていない」というような事態は避けたいですね。
当たり前のことですが、同じことを何回も指摘されないようにしましょう。そのための、事前計画書の作成・提出だったので…
2.注意点その2
「事前計画書の提出の際には、特に指摘がなかったものの、現地調査を終えてから初めて改善点を指摘される」なんてこともあり得ます。そのため、現地調査の段階でも事前計画書提出の際と同様に、業務を熟知した方や責任者(社長)の同席をしてください。
都庁の職員が現地を確認しに来ているのに、「業務の責任者がいないので、分かりません」ということがないようにしましょう。